
livareit(リバリート)は、有田焼の職人が一点ずつ手作業で製作する、ひとり用ご飯炊き土鍋「おまぐはん」単体13,500円/セット(五徳)16,500円(価格はいずれも2025年12月15日時点)を販売している。世界の有田焼で、ひとり分の“炊きたて”を味わうことができる道具だ。
「ご飯」は暮らしの幸福度を左右する主役
livareitは、livareitというブランドにて、有田の窯元や職人と共創しながら、ひとり用ご飯炊き土鍋や蒸し調理土鍋など、現代の暮らしに寄り添うプロダクトを企画・販売する企業。
Livareitが届けているのは、豪華な食材や手間のかかる料理ではない。毎日の食卓に必ず登場する「ご飯」こそが、暮らしの幸福度を左右する主役と捉えている。炊きたての湯気、粒立ち、甘み、香り。その“当たり前の贅沢”を、日常の中でちゃんと味わってほしいという想いから、「おまぐはん」は誕生した。
有田の職人がひとつひとつ手作業で製作
有田焼 ひとり用ご飯炊き土鍋「おまぐはん」は、0.7〜1合の少量が炊けて、いつでも“炊きたて”を無理なく楽しめるサイズの土鍋だ。

土の練り、成形、乾燥、焼成、仕上げのどの工程も、わずかな差が味や耐久性、使い心地を左右する世界である、有田の職人がひとつひとつ手作業で製作。大量生産では辿り着けない“道具としての完成度”を、手仕事で積み重ねている。

そして、その品質は家庭用としてだけでなく、旅館やホテルなど、プロの現場でも選ばれるほど。「本当に美味しいご飯を出したい」という場面で選ばれていることが、livareitとしての誇りになっている。
電子レンジ非対応にして土鍋の価値を守る
「おまぐはん」は、便利さを手放してでも土鍋が持つ価値を守りたいという思いから、電子レンジにあえて対応しておらず、米が旨くなる理由もここにある。
電子レンジ加熱は手軽な反面、水分量や置き方などの条件で温まり方が変わりやすく、ムラが出やすい特性がある。「おまぐはん」が目指したのは、いつ炊いても、粒立ち・もっちり感・香りが揃うこと。直火で器全体をじっくり温めて熱を回す土鍋本来の加熱こそが、毎回の“美味しい”を安定させる。
電子レンジはマイクロ波で水分を温めるため、土鍋の中でも水分が多い部分(汁気・ご飯の水分・濡れた底)だけ急に熱くなり、他の部分との温度差が出やすい。その温度差が「膨張の差」になって、細かいヒビ(貫入やマイクロクラック)や欠けなどにつながりやすくなる。
また、火加減、蒸らし、余熱というプロセスがご飯の味を変える。伝統を大事にし、土鍋の可能性を最大限に引き出している。土鍋を土鍋として使い切った先に、米の旨さの“本当の答え”がある。
炊飯以外の様々な用途でも役立つ万能鍋

0.7〜1合を炊くひとり用のため、毎回“炊きたて”余らせにくく、炊き直しの頻度も減る。「今日の気分に合わせて、今日の分だけ」炊けるから、日常の満足度も変わる。また、炊飯専用ではなく、スープや煮込み、麺料理など、幅広く使うことができる万能鍋でもある。

器として成立するデザインなので、盛り付け皿に移し替える必要がない。料理を作ってそのままテーブルへ出せるので、洗い物が減り時短にもつながる。コンパクトで収納しやすいが、有田焼ならではの佇まいがあるので、しまわずに飾っておくのもおすすめ。キッチンに置くだけで景色が整い、暮らしが少し誇らしくなるような道具となってほしいとの思いも込められている。
さらに、IH中心の家庭でも、五徳セットを使えば直火調理が可能になり、炊きたての美味しさを楽しむことができる。キャンプや庭先など、外へも“世界の有田焼”を連れ出すことができる。
毎日の道具として使える高級品

おまぐはんは、特別な日にだけ使う高級品ではなく、毎日の道具として使える高級品を目指している。美味しいご飯が炊けること、料理の回数が増えること、洗い物が減ること、食卓が整うこと。その積み重ねが、暮らしの豊かさになってく。
日常にも非日常にも寄り添い、 “高い買い物”ではなく、暮らしが変わる買い物。使うほど愛着が増し、買い替えではなく「一生付き合う道具」になる存在。「おまぐはん」は、そんな価値を届けてくれる。
有田焼職人が手がけた「おまぐはん」を手に入れて、炊き立てご飯を味わってみては。
おまぐはん詳細記事:https://livareit.co.jp/omughan/
公式Instagram:https://www.instagram.com/livareit_official/
(山本えり)